ネクストライズ代表インタビュー「23歳でひとりひとりが輝ける会社を起業した理由」
16歳で内装仕上工事の職人として働き始め、18歳という若さで職長をこなして世の中に貢献することに目覚め、23歳で起業した吾妻さん。「社員ひとりひとりが輝ける会社」を目指して日々奮闘しています。周りからアツいと言われる吾妻さんの周りには、同じようにアツい思いを持った人たちが集まってきます。そんな吾妻さんに会社のことを聞きました!

吾妻信和(あづま のぶかず)
16歳で内装工事の職人としてスタートし、18歳で職長の経験を積み、全ての現場で売上を伸ばしてきた。その後、内装工事業の会社を立ち上げ、代表として経営している。メンバーとはフラットに思ったことを言い合えるチームワークを築いている。同時に、新規事業への進出も果敢に行い、今後は多岐にわたる事業展開によって会社を拡大し、市場での地位を強化する計画を進めている。
―― はじめに吾妻さんの会社について教えてもらえますか?
内装業を中心に建物の装飾なども行ってます。いま、社員は6人で、外注の職人は15~20人を常時お願いしてます。メンバーは、ほぼ男性ですね。
―― 具体的には、どんなお仕事をしてるんですか?
壁や天井といった内装工事を小さい事務所からアパレルブランドの大きい店舗まで手掛けています。
―― 16歳から働きはじめて、23歳で起業って聞いたんですが!
そうですね!中学を出て働きだして、18歳で職長をやらせてもらって、上を目指して夢中で働いてるうちに、独立をしたいと思うようになって23歳で起業しました。あっという間に、もう25歳ですよ。
―― いやいや、まだ25歳ですよ!どうして会社を立ち上げようと思ったんですか?
内装仕上工事の職人なったばかりの16歳17歳の頃は、あまり何も考えずに生きていたんですが、18歳のときに友人の知り合いだった社長さんと話す機会があって、その人が「世の中を本気で変えたい」ってビジョンを熱く語る様子を目の当たりにして、「俺も熱くなりたい!」「世の中のために何かしたい!」って思ったんです。それがきっかけで起業しました。

―― なるほど。その出会いからだったんですね!
そうですね。その後に自分なりにビジョンを考えていくうちに「社員ひとりひとりが輝ける会社を作りたい」と強く思うようになりました。
―― 社員さんはどんな方が多いんですか?
僕がよくみんなから「アツい人」って言われるんですけど、みんなアツいと思います(笑)みんな、それぞれの夢に向かって前のめりですから。例えば、飲食業をやりたい人、建設業で親方としてひとり立ちしたい人、うちの会社で出世したい人とかいます。
―― 内装工事の仕事と関係ない人もいるけど、いいんですか?
全然OKです。ネクストライズは「ひとりひとりが輝ける会社」を目指してるので、職人である必要はないですし、輝く場所が結果的にうちじゃなくても全然気にしません。会社は輝くための一つの手段に過ぎないので、自分の道を自分で決められる場所でありたいと思っています。全員の夢が実現するように応援するだけです。
―― 仕事上では社員さんとどんな風にコミュニケーションを取ってるんですか?
できるかぎり、僕の方から話しかけるようにはしています。ひとりひとりの顔色とか、チームの雰囲気は一番に変化に気づけるように見ています。気分が落ちていそうだなと思ったら、積極的に声をかけに行きます。あとは月に1回1対1の個別面談をしますね。そこで本人が設定した目標への達成度を確認して、順調なら何も言わないし、うまくいってなかったら、その原因を一緒に話し合います。
―― そうなんですね、新人育成はどんな感じですか?
新人には、はじめから求めていることはないですね。最初に、良い例と悪い例を教えるので、あとは先を見据えてどう対処していくと良いのかを自分の判断で前に進んで欲しいです。
―― 新人が失敗したときは、どんな言葉をかけているんですか?
「いい経験したな」「失敗を恐れず次もがんばれよ」ですかね。叱ったりはしないです。うちの社員には、他責(他人のせい)じゃなくて自責(自分のせい)の考えを持つように言っているので、みんな自分で反省ができる人ばかりです。叱ることはなく、一緒に改善策を考えようという感じです。

―― そんな吾妻さんの会社に、高校生が職場体験に来たら、どんなことを体験できますか?
まずは、現場を見てもらいます。そのうえで、どうして会社やこの業界に興味を持ったのか聞きたいですね。うちには、内装以外にも、リフォームや管理、施工など色々な仕事があるので、できるだけ興味に合った内容を見せてあげたいです。
―― どんな人と働きたいですか?
現場で働くのなら、「アグレッシブ」「諦めない心」「ガッツがある」「体育会系のノリが平気」「声が大きい」とかですかね。でも、これに当てはまらない人でも活躍できる仕事はあるので、まずは一度会ってみて、お互いのフィーリングをチェックしてからですかね。いまは、男性ばかりですけど、もちろん女性も大歓迎です。
―― どんな人が吾妻さんの会社に合いそうですか?
僕は、人生は自己責任だと考えているので、すべて自己責任のもと積極的に動ける人がいいと思います。他責じゃなくて自責がポイントですね。常に責任を感じながら、自分の成長につなげて欲しいと思っています。
―― 吾妻さんから、高校生に向けてメッセージをお願いします。
若いことは宝です。目標を持ってがんばってください。うちは、こんな感じの会社ですが、もし、気になったら気軽に応募してください。アツい人、待ってます(笑)